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  1. 新潟市議会 2022-03-15
    令和 4年 3月15日市民厚生常任委員会−03月15日-01号


    取得元: 新潟市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 4年 3月15日市民厚生常任委員会−03月15日-01号令和 4年 3月15日市民厚生常任委員会                市民厚生常任委員会会議録              令和4年3月15日(2月定例会)                                     議会第3委員会室 令和4年3月15日   午前9時58分開会             午後2時32分閉会 〇市民厚生常任委員会  1 議案審査    ・北区役所   区民生活課   健康福祉課    ・東区役所   区民生活課   健康福祉課    ・中央区役所  窓口サービス課 健康福祉課    ・江南区役所  区民生活課   健康福祉課    ・秋葉区役所  区民生活課   健康福祉課    ・南区役所   区民生活課   健康福祉課
       ・西区役所   区民生活課   健康福祉課    ・西蒲区役所  区民生活課   健康福祉課  2 委員間討議について 〇出席委員  (委員長)  松 下 和 子  (副委員長) 小 林 弘 樹  (委員)   佐 藤 豊 美  小 野 清一郎  伊 藤 健太郎  高 橋 哲 也         小 野 照 子  飯 塚 孝 子  倉 茂 政 樹  細 野 弘 康         串 田 修 平  石 附 幸 子  小 泉 仲 之 〇出席説明員  北区区民生活課長    高 橋 光 久  北区健康福祉課長    高 山 裕 美  東区区民生活課長    大 谷 道 佳  東区健康福祉課長    星 野   隆  中央区窓口サービス課長 岩 浪 知 子  中央区健康福祉課長   五十嵐 草 子  江南区区民生活課長   浅 間 直 美  江南区健康福祉課長   古 泉 淳 也  秋葉区区民生活課長   高 橋   譲  秋葉区健康福祉課長   明 間 幸 子  南区区民生活課長    藤 野 政 夫  南区健康福祉課長    佐 藤 正 和  西区区民生活課長    佐 藤   薫  西区健康福祉課長    田 中 美友紀  西蒲区区民生活課長   石 崎 和 子  西蒲区健康福祉課長   渡 邉   剛  以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。    市民厚生常任委員長  松 下 和 子 ○松下和子 委員長  ただいまから市民厚生常任委員会を開会します。(午前9:58)  本日の欠席はありません。  本日は日程に従い、各区役所の審査を行います。  なお、審査終了後、今定例会において当委員会に付託されました新年度分の議案について、委員間討議をするかどうか御協議いただきたいと思います。  本日使用する資料は事前に配付していますので、御確認をお願いします。  これより区役所の議案審査を行います。  初めに、北区区民生活課の審査を行います。北区区民生活課長から説明をお願いします。 ◎高橋光久 北区区民生活課長  議案第1号令和4年度新潟市一般会計予算関係部分について、予算説明書を基に各区の課ごとに抜粋してまとめた資料で説明します。説明資料の表頭に各区の所管課を表示し、右端の欄には予算説明書の該当ページを示しています。また、歳出から説明します。  それでは、北区区民生活課所管分について、資料1ページ、当課の歳出予算の合計金額は883万円で、前年度と比較して金額で50万円の減額、率にして約6%の減となっています。減額の主な理由は、特色ある区づくり事業地域防犯力向上事業が終了したことによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、北区水辺環境フィーチャリング事業は、北区にある自然豊かな水辺の環境を保全する活動を地域住民や小学校と協働で実施し、水辺が形成された歴史や、様々な動植物が生息している水辺の魅力を区内外に向け発信し、環境教育や自然体験の場、そして自主的な地域づくりの場としていくものです。次の区役所の管理運営は、区民生活課並びに早通連絡所におけるコピー代や電話料等の事務費です。  次に、第13目交通安全対策費は、児童生徒や高齢者のための交通安全教室の実施や、全国交通安全運動交通安全啓発の街宣広報及び交通安全指導員の謝礼に係る経費などです。そのほか、交通事故に遭われた方をお互いに助け合う交通災害共済の加入促進に係る経費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費は、一般廃棄物の適正処理の指導、啓発、公用車の維持管理などに係る経費及び福島潟環境保全対策推進協議会の負担金などです。  次に、第2項清掃費、第4目清掃施設費、公衆トイレの維持管理は、北区内の当課が所管する4か所の公衆トイレの維持管理費です。  続いて、歳入、資料2ページ、当課の歳入予算の合計額は、前年度と同額の8,000円です。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第9目行政財産使用料は、公衆トイレの敷地にある電柱などに係る土地貸付収入です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入、土地貸付料は、市が保有するごみの集積場用地内にある電柱などに係る土地貸付収入です。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆飯塚孝子 委員  区政推進費の減の理由は、事業が廃止になったことだと理解しました。交通安全対策費は17万2,000円の増になりましたが、これはどのような理由でしょうか。 ◎高橋光久 北区区民生活課長  全体的には50万円の減ですが、それぞれの事業で実績に合わせて調整しています。 ◆飯塚孝子 委員  交通安全対策費が前年度と比較して17万2,000円増になった理由は何ですか。 ◎高橋光久 北区区民生活課長  コロナ禍の影響で交通安全教室が減っていましたが、来年度以降、回復が見込まれること、また交通安全指導車のガソリン代も増えますので、そういったところを考慮して増額になっています。 ◆飯塚孝子 委員  次に、環境対策諸経費が25万5,000円減になりましたが、これはどういうことでしょうか。 ◎高橋光久 北区区民生活課長  この25万5,000円は、地元の方から北区にある最終処分場の跡地の水質検査の要望があり今年度計上していましたが、特に要らないということになり、来年度予算で減額したものです。 ◆飯塚孝子 委員  公衆トイレの維持管理費について、4か所が管理の対象ということですが、4万9,000円増えた理由も教えていただけますか。 ◎高橋光久 北区区民生活課長  委託料は増えていませんが、トイレットペーパーなど様々な諸経費を実績で見越して増やしたものです。 ○松下和子 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で北区区民生活課の審査を終わります。  次に、北区健康福祉課の審査を行います。北区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  議案第1号令和4年度新潟市一般会計予算関係部分のうち、北区健康福祉課所管分について、金額については一部を除き読み上げを省略します。  初めに、資料3ページ、歳出の合計は8,745万8,000円で、前年と比較して111万円、率にして1.3%の減となります。この主な要因は、児童館の管理運営に係る減と、令和3年度は休止した敬老事業の令和4年度の再開に伴う老人福祉費の皆増によるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業は、3つの事業を実施します。1つ目の北区子育て応援事業は、地域での妊娠期から子育て期における支え合いや児童の健全育成を推進するため、令和2年度から実施している継続事業で、市民向け、支援者向けの子育て講座やSNSによる妊娠、子育てに関する情報発信、冬季の遊び場を提供する北区ふゆっこまつりなどを行っています。これに加え、新たに地域団体への講師派遣や多胎児の親子支援、出産後間もない親子の支援講座、そして子育てをテーマとした多世代交流カフェの4つの事業を拡充します。  2つ目の北区もの忘れ検診は、認知機能の低下を早期に発見し対応することで認知症の進行を遅らせ、地域で安心して暮らすことができるよう、北区13の医療機関と連携し実施している継続事業です。希望する人は、特定健診等の際に併せて検査を受け、その結果認知機能の低下が疑われる場合は、精密検査を行う医療機関を紹介されます。地域包括支援センターとも連携し、適切な治療やサービスにつなげていきます。  3つ目の大学生による家庭介護セミナーは、令和2年度からの継続事業です。高齢化や核家族化が進む中、高齢者同士による介護が増えていることから、介護について学んでいる新潟医療福祉大学の学生を講師としたセミナーを開催することで、介護の基本的知識やスキルを学び、家族の介護に備えるとともに、学生と地域との交流を深めることを目的としたものです。  次に、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、社会福祉諸経費及び第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、児童福祉諸経費は、当課の事務費です。  次に、第2目児童福祉施設費、安心してすごせるこどもの居場所の整備、児童館の管理運営は、児童館、児童センター4館の管理運営費です。  次に、4ページ、第5項老人福祉費、第2目老人福祉費、高齢者の生きがいづくりの推進、生きがい推進事業は、自治会などが実施する地域の敬老祝い会に対する助成事業です。令和3年度は、コロナ禍により全市で事業を休止していたために皆増となります。  次に、第3目老人福祉施設費、高齢者の生きがいづくりの推進は、老人憩の家3施設及び豊栄さわやか老人福祉センター管理運営費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、保健・医療・福祉の連携は、豊栄健康センター北地域保健福祉センター管理運営費です。  次に、第8款土木費、第5項公園緑地費、第1目管理費、公園緑地等の管理運営は、児童遊園の管理費です。  続いて、5ページ、歳入の合計は933万6,000円で、前年と比較し17万円、1.8%の増となっています。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料、老人福祉センター使用料は、老人福祉センターの使用料です。  次に、第7目土木使用料は、児童遊園の敷地内にある電柱に係る使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、老人福祉センターに設置している自動販売機などに係るものです。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金、子ども・子育て支援交付金及び第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金、子ども・子育て支援交付金は、児童館、児童センター4館で実施する子育て支援の取組に対する国、県からの交付金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、老人福祉センターの一部を介護保険事業のために社会福祉協議会に貸し付けているものです。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、今ほど説明した老人福祉センターの貸付部分の光熱水費の実費分及び老人福祉センターに設置してある自動販売機に係る電気料の実費分などです。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆倉茂政樹 委員  北区子育て応援事業は、来年度新しく4事業を行うということですが、全体の費用が昨年と比べてマイナス50万円です。新しいことを増やしてどうして減るのか、教えてください。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  令和3年度に始めたSNSによる子育て支援の配信サービス導入費用が来年度不要になることから、全体として50万円の減額となっています。 ◆倉茂政樹 委員  次に、児童館の管理運営について、前年度比で435万6,000円の減は、指定管理者が変わったことによると思いますが、それでよろしいですか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  はい、そのとおりです。 ◆倉茂政樹 委員  指定管理者が替わることによって、雇用が継続されるのか懸念していましたが、その点はどうなるのか教えてください。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  結果として、18名のうち10名の方が引き続き運営に携わることになっています。 ◆倉茂政樹 委員  総数18名は変わらないでしょうか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  将来的にといいますか、指定管理の応募をいただいたときには変わらないことになっていますが、現在、まだ採用が全て終わっていないため、全体としてはまだ15名の採用となっています。 ◆倉茂政樹 委員  8名は雇用が継続できず、新たに5名の方の採用があるということでしょうか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  新しい指定管理者の本部から来られる方もいますので、引き続きの職員が10名、替わられる方が5名ということです。 ◆倉茂政樹 委員  15名の中の正規雇用、非正規雇用の違いは把握していますか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  正規職員が10名と、非正規、パートで働く方が5名です。 ◆倉茂政樹 委員  施設は4か所でしたよね。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  はい、そのとおりです。
    ◆倉茂政樹 委員  4か所まとめて、今の数字でよろしいですか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  はい、4館まとめての数字です。 ◆倉茂政樹 委員  次に、生きがい推進事業について、昨年度新型コロナウイルス感染症で中止にし、予算を組まなかったと記憶していますが、この1年間で、何で予算がなくなったのかという話はありましたか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  休止に当たっては、全自治会に通知を送るとともに、会合などでも説明しましたので、年度途中の問合せは特にありませんでした。 ◆倉茂政樹 委員  316万1,000円というのは、2019年度並みということでよろしいですか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  令和元年度の決算数字です。 ◆石附幸子 委員  2点確認します。大学生による家庭介護セミナーは、地元の大学を生かしたセミナーだと思いますが、何回ぐらい開催して、どれぐらいの方が受けるのでしょうか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  この事業は令和2年度から行っています。令和2年度、令和3年度ともコロナ禍によって定員を大幅に制限し、1回当たり10名、回数も2回に絞って開催していましたが、来年度は4回開催し、定員については状況を見ながら検討したいと思います。 ◆石附幸子 委員  このセミナーの効果をどのように考えていますか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  高齢者のみの世帯などで、介護の技術を習得する機会が乏しい方に技術を伝授するものですが、医療福祉大学の学生によるところが事業のみそだと思っています。地元の大学の学生が地域の方と交流することによって相乗効果を高め、次の展開につなげていけたらと思っています。 ◆石附幸子 委員  このときは、介護技術もそうですが、様々な介護サービス等も担当課から情報提供しているのですか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  学生たちが作成してくれた、介護が必要な方への区内のサービス事業所の一覧表といったものも提供しています。 ◆石附幸子 委員  もう一点、北区もの忘れ検診について、特定健診を受けた際にもの忘れ検診が受けられるようにということで、早くから取り組んでいますが、特定健診を受けた方の何%ぐらいが受けているでしょうか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  令和2年度が最新の数字ですが、受診率は4.9%です。 ◆石附幸子 委員  これは年々上がっていますか、それとも下がっていますか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  残念ながら年々下がっています。特に昨年度と今年度は、特定健診の受診者の伸び悩みと合わせて、もの忘れ検診の受診者も伸び悩んでいる状況です。 ◆石附幸子 委員  そのように聞いていますが、非常に重要な早期発見です。来年度は何%ぐらいの受診率を計画していますか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  数字の目標ではありませんが、まずは特定健診を受診される方々にしっかりともの忘れ検診の案内をすること、協力していただいている13の医療機関の先生方にも特定健診の際には受診勧奨していただくこと、そして精密検査で認知症と診断された方をしっかりと次のサービスにつなげていくことの3点に引き続き注力していきたいと思っています。 ◆石附幸子 委員  最後に、区によってはオレンジサポーターなど認知症に関わる人の養成も行っていますが、これに連動した活動もしていますか。 ◎高山裕美 北区健康福祉課長  地域包括支援センターを中心に、認知症サポーター養成講座を実施しています。 ○松下和子 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で北区健康福祉課の審査を終わります。  次に、東区区民生活課の審査を行います。東区区民生活課長から説明をお願いします。 ◎大谷道佳 東区区民生活課長  議案第1号令和4年度新潟市一般会計予算関係部分の東区区民生活課所管分について、当課所管の歳入はありません。資料1ページ、当課の歳出合計金額は344万1,000円で、前年度と比較して11万円、率にしておよそ3.3%の増となっています。これは、区役所の管理運営の消耗品費として、番号発券機の用紙購入費を計上したことなどが主な理由です。  初めに、第2款総務費、第1項9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、美しい東区環境づくり事業は、8月の最終日曜日を区内一斉清掃の日と定め、コミュニティ協議会単位で区民総出による一斉清掃、東区クリーン大作戦を行うほか、自治会、町内会、その他団体が通年実施しているボランティア清掃についても、東区オリジナルのごみ袋の配布とごみの回収をして、地域清掃活動の支援を行うものです。  次のじゅんさい池らいプロジェクトは、住宅地内にあって貴重な緑地環境を有し、地形的にも珍しい砂丘湖であるじゅんさい池を未来につなぐため、地域住民や有識者の意見を踏まえて、池の環境保全や活用方法などについて策定したじゅんさい池みらいプランに基づき、環境保全活動や環境保全に関する啓発活動などを実施します。区役所では、地域課、建設課及び区民生活課が関わっていますが、区民生活課では地域との協働によるヨシや園芸スイレンの刈取り作業及び外来種に関する啓発等、自然環境保全活動に取り組むものです。  次に、区役所の管理運営は、自動釣銭機つきレジスターの保守に係る委託料、固定資産課税台帳履歴管理システムライセンス使用料並びに窓口表示システムの番号発券機の用紙の購入費です。  次に、第4款衛生費、第1項7目環境保全費、野生生物の保護・管理は、傷ついた野生動物を保護するために必要な消耗品の購入費及び公用車の燃料費です。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で東区区民生活課の審査を終わります。  次に、東区健康福祉課の審査を行います。東区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  議案第1号令和4年度新潟市一般会計予算関係部分のうち、東区健康福祉課所管分について、資料2ページ、歳出の合計は1億2,386万9,000円で、前年度と比較して144万8,000円の増となっています。主な理由は、社会福祉事務費及び児童福祉事務費の増です。これは、実績に合わせた区予算の配分増によるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業は、記載の4つの事業、全てが継続事業となります。  1つ目のウェブでつながるマタニティ期からの子育て応援事業は、妊娠期から父母双方に子育てに関する知識を得てもらい、知らないことによる虐待リスクを減らし、出産後の不安感や孤立感を解消するため、妊婦とそのパートナーを対象に、助産師会と連携してプレママ・パパセミナーなどの育児支援講座を開催します。また、育児の悩みで多い沐浴や離乳食などに関する動画や、子育て支援施設などの情報を配信し、講座の参加に消極的、または参加できない方にも情報を届け、相談につながりやすい環境づくりを進めます。  2つ目の歯っぴーすまいるプロジェクトは、子供の虫歯の改善に向け、子ども食堂、保育園、幼稚園、放課後児童クラブなどと連携をし、子供の虫歯予防を啓発するとともに、健康相談や虫歯予防教室の実施など、歯と食育の健康づくりを行います。  3つ目の地域と取り組む!高齢者見守り訪問・介護予防事業は、高齢者の生活支援への取組として、東区内の75歳以上で介護認定などを受けていない高齢者のうち、単身世帯及び高齢者のみ世帯の方を対象に、民生委員の皆様からの協力の下、見守り訪問を実施し、生活の様子を確認するとともに、状況に応じて必要なサービスにつながるよう支援します。また、健康寿命の延伸を目的に、コミュニティ協議会と協働して生活習慣病の予防や介護予防の講座などを開催し、健康づくりの支援を行います。  4つ目のみんなで見守ろう認知症!おれんじネットは、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりのため、地域住民が認知症への理解を深め、地域の見守り活動に参画できるよう、東区キャラバン・メイト連絡会と連携し、認知症に関する講演会や研修会などを開催します。また、認知症により行方不明となった方の早期発見や、地域住民の支え合い、声をかけ合う意識を醸成できるよう、関係団体や地域住民などと協働し、認知症SOS捜索模擬訓練を実施します。  次に、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費地域保健福祉活動の推進は、北区と東区在住の保護司で構成する新潟東地区保護司会への補助金で、次の社会福祉諸経費は当課の事務費となります。  また、次の第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、児童福祉諸経費は、児童福祉業務に係る事務費です。  次に、第2目児童福祉施設費、多様な保育サービスの提供は、東区役所内のわいわいひろばの管理運営費、次の安心してすごせるこどもの居場所の整備は、こども創作活動館及び寺山公園子育て交流施設い〜てらすの管理運営に係る経費です。  次に、3ページ、第5項老人福祉費、第3目老人福祉施設費、高齢者の生きがいづくりの推進は、区内5か所の老人憩の家の管理運営費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費は、石山地域保健福祉センターなどの管理運営費となります。  次に、4ページ、歳入の合計は2,653万8,000円で、前年度と比較して48万6,000円の増となっています。主な理由は、国庫補助金、県補助金の子ども・子育て支援交付金補助基準額の改定に伴う増です。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料、児童福祉使用料は、わいわい広場の託児室とい〜てらすの保育ルームにおける一時預かりの使用料収入となります。  次に、第7目土木使用料、公園緑地使用料は、い〜てらすの自動販売機設置に係る使用料です。  次に、第9目行政財産使用料行政財産使用料は、こども創作活動館敷地内の電柱設置に係る使用料です。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金児童福祉費国庫補助金、子ども・子育て支援交付金は、わいわいひろば、こども創作活動館及びい〜てらすの3つの子育て支援施設に係る国からの補助金です。  次に、第10目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、今ほど申し上げた3つの子育て支援施設新型コロナウイルス感染症対策に係る経費の財源として受け入れるものです。  次に、第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金児童福祉費県補助金、子ども・子育て支援交付金についても3つの子育て支援施設に係る県からの補助金です。  次に、5ページ、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、旧中地域保健福祉センターの土地と建物貸付料です。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入、民生費雑入は、い〜てらすにおける太陽光発電の売電収入と自動販売機の収入です。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆伊藤健太郎 委員  2点伺います。初めに、特色ある区づくり事業の地域と取り組む!高齢者見守り訪問・介護予防事業について、75歳以上の高齢者を対象に、民生委員が見守り訪問を実施して、状況に応じて必要なサービスへの誘導を図るという、すばらしい取組だと思いますが、もう少し詳しくスキームを教えてください。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  まず、1次調査として、民生委員の訪問などにより、問題なし、2次調査が必要、判断ができない、会えない場合は不明、亡くなられたといった場合は除外というように、調査対象者を分類します。その後そのデータを基に区役所で精査をし、必要に応じて保健師などが2次訪問を行い、状況を確認するという流れです。 ◆伊藤健太郎 委員  地域包括支援センターの関与は何かありますか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  サービスが必要と判断された場合には、地域包括支援センターが訪問し、確認してつなげるという形になります。 ◆伊藤健太郎 委員  保健師は現場に出てくださっていますが、保健師以外の区役所健康福祉課の職員の関与は何かありますか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  この訪問調査に関しては、区の職員が関与することは今のところありません。 ◆伊藤健太郎 委員  東区だけの問題ではありませんが、こういった取組によって、困難ケースが判明したときに、包括に丸投げされるという意見がかなり多いのです。介護サービスにつながっていないのは逆に重篤なケースもあると思うので、本当の困難ケースに関しては、包括にも一定の役割を担っていただくのはもちろんですが、区の健康福祉課が主体的に、例えば必要に応じてカンファレンスをするといったことも必要ではないかと思っています。その辺りはいかがでしょうか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  今私が申し上げたのは訪問の話ですが、中には困難ケースが必ず出てきます。日頃から保健師が関わっているケースもあり、そういったケースについては随時カンファレンスを行っています。困難ケースが上がってくれば、それぞれ個別でカンファレンスをしているということです。 ◆伊藤健太郎 委員  確認できてよかったです。もう一点、課長は御存じだと思いますが、寺山公園の、特に日曜日の路上駐車が目に余ると思っています。その辺の認識を教えてください。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  私は就任してまだ1年弱ですが、その間に駐車場の関係で苦情をいただいたことはありません。 ◆伊藤健太郎 委員  いい施設なので人気があって、それでも来たいというのはよく分かりますが、おととい周りの道路いっぱいに車が止まっていて、市の施設としては目に余ると思いました。新たに駐車場を整備するのは難しいかもしれませんが、何らかの工夫が必要ではないかと思います。現状を認識されていないということだと難しいのですが、いかがでしょうか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  公園ですので、全体の施設も駐車場の関係も建設課となります。もしかするとそちらに情報が行っているかもしれません。持ち帰って確認し、何らか相談したいと考えています。 ◆伊藤健太郎 委員  子育て支援施設なので、路上駐車をしても来たいという親御さんに寄り添うような取組が必要かと思います。建設課が駄目だと言うのももちろん大事ですが、その辺りは配慮していただけるということでよろしいですか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  委員からそういった御意見があったことも伝え、調整していきたいと思います。 ◆小野照子 委員  ウェブでつながるマタニティ期からの子育て応援事業について、今年度は何人ぐらいの参加がありましたか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  コロナ禍の状況で、親子ふれあいタイムという講座は5回、プレママセミナーは急遽まん延防止等でできないことがあり2回、イベントで1回、リモート開催しました。 ◆小野照子 委員  父母両方で参加した方の大体の割合は分かりますか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  男性が11名、女性が37名です。 ◆小野照子 委員  ふれあいタイムやプレママセミナーを全て含めてですか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  1月末現在、ふれあいイベントの事業は男性が1名、女性が25名。イベントのクリスマス会は女性が2名。プレママセミナー、プレママ・パパセミナーは男性が10名、女性が10名となっています。 ◆小野照子 委員  クリスマス会は女性2名ですか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  女性2名です。 ◆小野照子 委員  よく理解できないのですが、お母さんが2名ということですよね。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  そのとおりです。 ◆小野照子 委員  男性はゼロで、イベント参加者が女性2名だけだったということですね。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  そのとおりです。 ◆小野照子 委員  次に、ウェブでつながるマタニティ期からの子育て応援事業について、インスタグラムを用いて消極的な方にも情報を届けるということですが、手応えを感じていたら教えてください。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  これは今年度ではなく、来年度行う予定になっています。 ◆小野照子 委員  具体的にどのような形で行っていきますか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  育児の知識の習得に意欲的な方はもちろんですが、消極的な人にも必要なときに必要な情報が届くように、周知を図りたいと思います。具体的には、育児動画に誘導するQRコードを掲載した案内チラシを作成し、母子手帳交付時や乳幼児の健診時に配付するほか、特定妊婦など、保健師が事前に把握している配慮が必要な人に案内をしたいと考えており、動画は父親も一緒に見ることができると考えています。あわせて、子育て世代の人がほっとステーションや区役所に相談窓口があること、また子育て支援施設に相談してもいいと知っていただくことが重要ですので、こういった取組をしていきたいと思います。 ◆小野照子 委員  来年度から始まるということですが、今回の420万円の予算は、前年度より増えているという理解でよろしいですか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  予算は増えておらず、今までの予算の中で行う予定です。 ◆小野照子 委員  単純に考えて、インスタグラム、QRコードをつくるなど、予算がかかってくる分、どこか少し消極的になる部分が出てくるでしょうか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  動画を作るのは経費がかからないので、基本的には既決の中で、どこかが減ることは想定していません。 ◆石附幸子 委員  伊藤委員の関連で、見守り訪問について、何人ぐらいを訪問して、何人がケースとしてつながったのか、また、スキームが分からないので、今年訪問した人たちを来年も訪問するのか、あるいは新たな人を訪問するのか、その辺りを教えてください。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  75歳になる方が対象ですので新たな方が生まれますし、これまで訪問していた方も再度訪問します。令和2年度の実績では調査対象者は7,309人、2次調査の対象となったのは140人です。 ◆石附幸子 委員  では、7,309人に75歳になった方がプラスされていくので、この数は年々増えていき、それを民生委員がしっかりと1次調査をするということですか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  必ずしも年々増えていくわけではありません。令和元年は7,991人、令和2年度は7,309人で、減っている状況です。 ◆石附幸子 委員  地元の民生委員が全ての人に最初の訪問をしているということですが、負担感とか、逆に本当に必要性を感じているとかいった声はありますか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  今のところそういった声はありませんが、来年度はアンケート調査をして、改善点がないのか、また今おっしゃったような意見があるのか、調査したいと思っています。 ◆石附幸子 委員  民生委員に調査をするということですか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  民生委員だけではなく、関係する方も含めて調査したいと思っています。 ◆石附幸子 委員  もう一点、みんなで見守ろう認知症!おれんじネットについて、認知症SOS捜索模擬訓練実施とありますが、これは毎年行っていますか、今年初めてですか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  この事業は令和2年度から始まりましたが、コロナ禍の関係で集まることができず中止となっています。令和3年度も何回かチャレンジし、なるべく小さいエリアで分けて、3エリアに分けて行おうしましたが、結局県の特別警報やまん延防止等重点措置の時期に重なってしまい、模擬訓練はできませんでした。 ◆石附幸子 委員  来年度実施するということで、具体的にどのような訓練内容なのか教えていただけますか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  例えば警察や包括支援センターなどから認知症の方がいるという情報を得て、メール等で地域の人から1か所に集まってもらい、行方不明の方の情報を流して探していただくという訓練を想定しています。実際には試行的に令和元年に100人単位で行った実績があります。そのときにいろいろ議論して、それを基に令和2年度にマニュアルを作成しました。
    ◆石附幸子 委員  新たにではなく、何か所かで行うということですか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  令和2年度に牡丹山地区で行い、それを検証しながらほかの地区にも広げる想定でしたが、できていません。コロナ禍が収まってから落ち着いてしっかり行った上で、ほかのエリアでもできるか考えていかなければなりませんが、まだそこまではいっていません。 ◆飯塚孝子 委員  高齢者見守り訪問・介護予防事業について、実例として年末に80代の独り暮らしの方が倒れて、その数日後に親戚が訪ねて分かり、警察立会いで開けて、救急で2か月存命されました。意識がなくなっては、保険証も何の病気でどこでかかっていたかも分らないので、独り暮らしの危機管理的には最低の情報源として、安心連絡システムやきらりん緊急情報キットといったものが、冷蔵庫にあることが必要だと思います。こういった事態が起こらないための訪問事業でもあると思うので、民生委員の訪問時のチェックリストに加えていただかないと、2次的な被害が出てくるかと思いますが、その点どのような考えでしょうか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  現状では、チェックリストは使っていませんが、きらりん緊急情報キットや安心連絡システム、友愛訪問といったものについては、民生委員もある程度熟知していますので、御意見として承りたいと思います。来年度アンケート調査を行い、どういったことができるのかまた考えていきたいと思います。 ◆飯塚孝子 委員  歳出の地域保健福祉センターの管理運営費が、一般財源ではなく特定財源で計上されている理由を伺います。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  旧中地域保健福祉センターの財源は、先ほど歳入で申し上げた建物と土地の使用料が計上されています。 ◆飯塚孝子 委員  3ページですが、それが歳入になっているのですか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  3ページの301万2,000円の特定財源の歳入は、5ページの財産貸付収入の土地貸付料と建物貸付料です。 ◆飯塚孝子 委員  前年度もそのような仕掛けになっているということでしょうか。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  そのとおりです。 ◆飯塚孝子 委員  次に、老人福祉施設費の41万円増は老人憩の家関連だと思いますが、理由を教えてください。 ◎星野隆 東区健康福祉課長  最低賃金の増に伴って増えた分です。 ○松下和子 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で東区健康福祉課の審査を終わります。  次に、中央区窓口サービス課の審査を行います。中央区窓口サービス課長から説明をお願いします。 ◎岩浪知子 中央区窓口サービス課長  議案第1号令和4年度新潟市一般会計予算関係部分の中央区窓口サービス課所管分について、資料1ページ、歳出予算の合計は、5,801万1,000円で、前年度と比較して、金額で2,054万2,000円の増額、率にして約154.8%です。増額の主な理由は、新潟駅に隣接している花園公衆トイレの改修工事費です。  初めに、第2款総務費、第1項9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業は、鳥屋野潟環境啓発事業「とやの物語」を実施します。これは、新潟市の宝である鳥屋野潟の自然を身近に感じ、その未来について関心を高めていただくための啓発事業です。中央区内の小・中学校等を対象とした出前講座や映像教材作成など、広く区民の方に周知する環境啓発事業を行います。令和4年度は、鳥屋野潟周辺などでのフィールドワークを拡充します。  次に、区役所の管理運営は、窓口サービス課、入舟連絡所及び関屋行政サービスコーナーの管理運営費や、派遣職員の配置に係る経費、窓口混雑状況インターネット配信の運用経費です。  次に、第4款衛生費、第1項7目環境保全費は、鳥獣保護の一環として、西海岸の保安林の中に設置している野鳥の水飲み場13か所に係る清掃委託料です。  次に、第2項4目清掃施設費は、中央区内の公衆トイレ5か所に係る清掃委託料などの維持管理費と新潟駅周辺の整備事業に伴う花園公衆トイレの改修工事費です。  続いて、2ページ、歳入、第18款使用料及び手数料、第1項9目行政財産使用料は、公衆トイレの敷地内に設置された電柱に係る使用料です。  次に、第19款国庫支出金、第2項10目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、花園公衆トイレ改修事業に係る国からの補助金です。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆石附幸子 委員  花園公衆トイレの改修は、全て国の地方創生臨時交付金を使うということですね。 ◎岩浪知子 中央区窓口サービス課長  そのとおりです。 ◆小泉仲之 委員  花園公衆トイレの改修について、国からもらった2,000万円を、特定財源ではなく一般財源から出している仕組みを説明していただけますか。 ◎岩浪知子 中央区窓口サービス課長  委員長、休憩をお願いします。 ○松下和子 委員長  委員会を休憩します。(午前11:05)                    (休  憩) ○松下和子 委員長  委員会を再開します。(午前11:06) ◎岩浪知子 中央区窓口サービス課長  御指摘ありがとうございます。申し訳ありません。予算説明書からの転記が誤っており、一般財源に記載していました。特定財源に修正します。 ◆飯塚孝子 委員  派遣職員を配置していますが、人数と何年たっているかを教えてください。 ◎岩浪知子 中央区窓口サービス課長  派遣職員は、繁忙の状況によりますが、8人から11人分配置しています。パートタイムの職員が大部分で、実際の人数としては18名の方が勤めていますが、8人から11人分を配置していることになります。期間は、令和元年10月からとなりますので、この3月で2年半となります。 ◆飯塚孝子 委員  実数は18人ということですが、継続的に同じ人が派遣されているのでしょうか。 ◎岩浪知子 中央区窓口サービス課長  派遣導入当初から勤めている方もいますし、途中で事情があってお辞めになって、また新しい方が入っているところもあります。 ◆飯塚孝子 委員  基本フルタイムの方はいなくて、みんなパートで時間刻みでやっているということでしょうか。 ◎岩浪知子 中央区窓口サービス課長  フルタイムの職員が2名おり、残りの方は基本4時間のパートタイムの勤務となっています。 ◆飯塚孝子 委員  継続的に5年を超えてというルールもありますが、そういう場合をどのように考えていますか。 ◎岩浪知子 中央区窓口サービス課長  派遣法の関係で3年までという制約がありますが、ちょうど来年の9月末で派遣導入から3年を迎えます。派遣導入当初から入っている職員が満期を迎えますが、一気に大勢の方が退職すると、窓口業務に支障が出ますので、少しずつ時期をずらしながら新しい方への交代を進めていけるように事業者と協議を進めています。 ○松下和子 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で中央区窓口サービス課の審査を終わります。  次に、中央区健康福祉課の審査を行います。中央区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  議案第1号令和4年度新潟市一般会計予算関係部分のうち、中央区健康福祉課所管分について、資料3ページ、歳出合計は9,658万2,000円で、前年度と比較して463万1,000円、率にして4.6%の減となります。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上は、3つの特色ある区づくり事業に取り組みます。1つ目のレッツトライ!糖尿病予防事業は、中央区の健康課題である糖尿病予防について、コミュニティ協議会や地域の茶の間などへ栄養士や健康運動指導士などの専門職を派遣し、糖尿病予防につながる生活習慣改善についての啓発を行います。また、若い世代、新しい層への働きかけとして、学校等と連携し特定健診受診勧奨、糖尿病予防の啓発を行います。  2つ目の赤ちゃん誕生お祝い会支援事業は、赤ちゃん誕生を機に子育て中の親同士の交流だけでなく、地域の行事や地域の茶の間などに参加しやすくなるよう、地域住民との顔の見える関係をつくり、地域全体での子育て支援や多世代交流を図るきっかけとなる赤ちゃん誕生お祝い会の開催を支援します。  3つ目のみんなでつながるにっこにこ子育て応援事業は、引き続き妊娠期から子育て期まで保健師、助産師等の専門職による切れ目のない支援を産婦人科医院や子育て支援団体などの関係機関と連携、協働して実施し、育児不安の軽減につなげます。  次に、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費地域保健福祉活動の推進は、新潟中央地区保護司会への補助金であり、次の社会福祉諸経費は、社会福祉業務に係る事務費です。  次に、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、児童福祉諸経費は、児童福祉業務に係る事務費で、第2目児童福祉施設費、多様な保育サービスの提供、子育てサポート広場の管理運営は、古町にある子育て応援ひろばの管理運営費です。  次の安心してすごせるこどもの居場所の整備、児童館の管理運営は、万代市民会館内の新潟市児童センター管理運営費です。  次に、4ページ、第5項老人福祉費、第3目老人福祉施設費、高齢者の生きがいづくりの推進、老人憩の家の運営は、中央区の老人憩の家6施設の運営に係る指定管理料です。次の高齢者福祉施設の管理運営は、区内4か所の公設デイサービスセンター閉鎖後の建物及び併設施設の管理運営費などです。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、保健・医療・福祉の連携は、区内の地域保健福祉センター等の管理運営に係る経費です。こちらは、集中改革プランの取組になっていますが、中央地域保健福祉センターの閉鎖に伴い、保健福祉センターの委託料等を見直したことにより、434万2,000円の減となりました。  次に、5ページ、歳入合計は1,530万4,000円で、前年度と比較して193万円、率にして1.3%の減となります。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料は、子育てサポート広場の一時預かり保育の利用に係る使用料収入です。  第9目行政財産使用料は、入舟地区いきいき福祉センターの敷地内における電柱等の設置に伴う使用料収入です。  第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金、子ども・子育て支援交付金は、子育てサポート広場及び新潟市児童センターで実施する子育て支援の取組に対する国からの補助金です。  次に、第10目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、子育てサポート広場の感染症対策に対する国からの交付金です。  次に、第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金、子ども・子育て支援交付金は、子育てサポート広場及び新潟市児童センターで実施する子育て支援の取組に対する県からの補助金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入、土地貸付料と建物貸付料は、白新地区ふれあい福祉センターの一部を訪問介護センターへ貸し付けることによるものです。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入の民生費雑入は、同じく白新地区ふれあい福祉センターの一部貸付けに伴う委託料及び光熱水費の実費分です。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆倉茂政樹 委員  児童館の管理運営が昨年度比59万4,000円減になっていますが、万代市民会館でしたか。昨年度と比べてどうか教えてください。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  主なものは、今年度の実績を踏まえて精査した消耗品の減によるものです。 ◆倉茂政樹 委員  次に、高齢者福祉施設の管理運営が約190万円増えていますが、理由を教えてください。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  老人福祉施設費の212万5,000円の増は、主に指定管理の委託料で、最低賃金の上昇に伴う人件費の増として18万7,000円、旧デイサービスセンターの管理運営費として、老人デイサービスセンター早川町の指定管理終了に伴う管理運営費と、白新地区ふれあい福祉センターの貸付けに伴う光熱水費等の増による193万8,000円、合計で212万5,000円の増です。 ◆倉茂政樹 委員  最後に、歳入の子育てサポート広場使用料も前年比89万4,000円の減を見込んでいますが、根拠を教えてください。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  今年度は新型コロナウイルス感染症の関係で、県の特別警報発令期間やまん延防止等の重点措置期間は、一時預かりや電話による育児相談などはしていましたが、それ以外の親子で一緒に遊ぶスペースなどは閉鎖していた部分もあり、今年度の利用実態と昨年度の実績を見ながら精査した結果、89万4,000円の減となりました。 ◆倉茂政樹 委員  ということは、この2年間の新型コロナウイルス感染症の対応で実態に合わせたということでよろしいですか。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  はい、そのとおりです。 ◆細野弘康 委員  赤ちゃん誕生お祝い会支援事業について、まず概要についてもう少し詳しく教えていただけますか。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  地域の自治会や町内会あるいは地域コミュニティ協議会で、赤ちゃんの誕生を地域でお祝いすることで、交流の場にもなり併せて地域の方とのつながりもつくれる機会として開催しています。 ◆細野弘康 委員  今年度はどれぐらいの自治会やコミ協がこの会を開催したのかと、参加人数が分かれば教えてください。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  今年度は6施設から相談があり、1月末時点で2つの団体が開催し、67人の赤ちゃんが参加しています。 ◆細野弘康 委員  コミ協や自治会はコロナ禍でなかなか難しかったと思いますが、令和4年度の予算的には何か所ぐらいやる予定で、人数の目標はないでしょうか。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  今年度と同じ10団体を見込んでいます。赤ちゃんの参加数はこれまでの実績を見た中で、110人と見込んでいます。 ◆細野弘康 委員  参加された自治会の方、保護者の方などへのアンケートでは、どういった声が出ているでしょうか。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  これまでに開催した団体は、コロナ禍ということで会場に集まって対面してのお祝いができず、戸別訪問でプレゼントをお配りする形式だったこともあり、アンケートをいただくことはできていませんが、お会いした時点ではおおむね皆さん好評というお話は聞いています。戸別訪問となったため、同じ年齢層のお子さんと会って交流ができればよかったという声もいただいています。 ◆細野弘康 委員  地域の皆さんと子育てされている方の交流とか連携の強化が一つの目標かと思います。コロナ禍で難しかったところもあると思いますが、それを踏まえて令和4年度はどういった活動を展開していくのかお聞かせください。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  今年度はコロナ禍が厳しかったこともあり、対面での開催が難しかったですが、4月以降は対面でお会いできる形がつくれるように支援していきたいと思っています。また状況によっては今回のような戸別訪問もあり得ると思いますが、引き続き地域の方とつながれるような環境もつくっていきたいと思っています。 ◆石附幸子 委員  みんなでつながるにっこにこ子育て応援事業について、関係機関との連携、協働ということで注目していますが、このコロナ禍、どのような工夫をして取り組んだかお聞きします。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  今年度はリモート開催も併用して行いましたが、妊カフェなどの母親支援の事業は、アンケートの結果から、対面での相談や育児体験のニーズが高い状況もありましたので、来年度は基本、会場で対面での開催にしていきたいと考えています。 ◆石附幸子 委員  平日と土曜日の開催を考えているということですが、通年週に1回なのですか。具体的に教えてください。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  妊カフェはこれまで月1回、会場で妊婦を対象に、パートナーが参加したいという場合はリモートを使いながら開催していましたが、来年度はパートナーも参加しやすいように、土曜日開催を加えた2回1コースで開催していきたいと考えています。 ◆石附幸子 委員  2回で1コースなのですか。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  1回限りのコースでしたが、来年度はパートナーも参加しやすいように土曜日開催として、1回目は妊婦、2回目はパートナーも参加できるようにして、2回を1つのコースとして開催していきます。 ◆石附幸子 委員  目標数はどれぐらいですか。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  現在の予定としては毎月1回、1回につき6組の参加を考えています。 ◆石附幸子 委員  6組ずつ12か月ということで、会場は関係機関ですか。 ◎五十嵐草子 中央区健康福祉課長  会場は、引き続き子育て応援ひろばと地域保健福祉センターを利用していきます。 ○松下和子 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で中央区健康福祉課の審査を終わります。  次に、江南区区民生活課の審査を行います。江南区区民生活課長から説明をお願いします。 ◎浅間直美 江南区区民生活課長  議案第1号令和4年度新潟市一般会計予算関係部分のうち、江南区区民生活課所管分について、資料1ページ、歳出合計は575万9,000円で、前年度と比較して10万6,000円、率にして1.8%の減となります。主な理由は、当課所管の公用車1台を地域総務課に引き継いたことで、車検代などの維持管理費が不要になったことによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第13目交通安全対策費、交通安全意識の普及は、保育園や幼稚園、小・中学校などにおける交通安全教室の開催や、交通安全に関する街頭啓発活動に要する経費及びこれらの活動に従事する交通安全指導員20人への謝礼です。  次に、交通災害救済対策の充実は、自治会、町内会に対し、交通災害共済への加入を促すための経費で、それぞれの自治会、町内会へ加入申込みに関する書類を送るために要する経費です。  次に、交通安全諸経費は、交通安全の推進などの事業を行うために保有する車両1台分の維持管理費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費、野生生物の保護・管理は、けがをした野生鳥獣などの保護に要する経費であり、次の環境対策諸経費は、油の流出事故などに対応するための経費です。  次に、第2項清掃費、第1目清掃総務費、地域清掃事業は、毎年春に実施している地域住民による一斉清掃活動に係るもので、地域住民が集めたごみの回収を事業者へ委託するための経費です。
     次に、第4目清掃施設費は、当課で管理する公衆トイレ1か所の維持管理に係るもので、主な支出は清掃業務委託に要する経費です。  続いて、資料2ページ、歳入合計は4,000円で、市が所有するごみステーション用地における電柱支線1本分に係る土地貸付料です。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で江南区区民生活課の審査を終わります。  次に、江南区健康福祉課の審査を行います。江南区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  議案第1号令和4年度一般会計予算関係部分のうち、江南区健康福祉課所管分について、資料3ページ、歳出の合計は1億538万5,000円で、前年度と比較して312万9,000円の増となっています。主な理由は、特色ある区づくり事業における障がい者アートの巡回展示や、生きがい推進事業として昨年度は休止した敬老事業を実施することによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業は、2つの事業を行います。1つ目の江南区ふれあい・ささえあいプランの推進は、継続事業です。亀田駅東側は、福祉施設や高等学校、公園などがあり、多くの人が交流する場になっています。この地域特性を生かし、各種団体と協働して多世代の人が交流するふれあい・ささえあい交流事業を開催するとともに、昨年から一体的に亀田駅で行っている障がい者アートの展示「ともにアート展」については事業を拡大し、区内施設で巡回展示を行います。また、区民が地域福祉について考える機会とする江南区民福祉大会や、保健師が高齢者宅を訪問し、生活状況や健康状態の確認、必要な保健指導や、簡単なフレイルチェックを行うフレイル予防訪問など、区地域福祉計画に基づく課題解決に向けた事業を展開します。  2つ目の地域で見守り応援事業〜見守る目,見守る心〜は継続事業です。子育てを応援したい方に江南区子育て応援団の登録と、江南区子育て応援団バッジを配付するとともに、子育てを応援したい人と支援を必要とする人が参加する子育て交流会を開催し、地域での子育てについて意見交換し、地域の中でできる取組につなげます。また、子供に関連した不審者情報や、高齢者等の徘回による行方不明情報を区が市民に情報提供する見守り隊メールの配信、認知機能の低下による徘回の心配がある方の衣服や持ち物にQRコードつきシールを貼り付け、発見者がQRコードを読み取ることで、発見者と御家族が連絡を取り合い、早期帰宅に結びつける見守りシール交付事業を行います。  次に、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費地域保健福祉活動の推進は、江南区福祉センターの管理運営費で、次の社会福祉諸経費は消耗品などの事務費です。  次に、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、児童福祉諸経費は、児童福祉業務に係る消耗品などの事務費です。  次に、第2目児童福祉施設費、安心してすごせるこどもの居場所の整備は、亀田東児童館の管理運営費です。  次に、4ページ、第5項老人福祉費、第2目老人福祉費、高齢者の生きがいづくりの推進は、敬老事業の経費です。  次に、第3目老人福祉施設費、高齢者の生きがいづくりの推進は、老人憩の家4施設と老人福祉センター2施設の管理運営費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、保健・医療・福祉の連携は、区内2つの健康センターの管理運営費です。  続いて、5ページ、歳入合計は689万円で、前年度と比較して1万9,000円の減となっています。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料は、江南区福祉センター、老人福祉センターの使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、横越ひまわりクラブ第2及び横雲荘の職員が使用している横越健康センターの土地などの使用料です。  次に、第19款国庫支出金及び第20款県支出金は、亀田東児童館で実施している地域子育て支援事業に対する国、県からの補助金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、介護老人保健施設の駐車場に係る土地貸付料及び江南区社会福祉協議会への建物貸付料です。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、建物を貸し付けている江南区社会福祉協議会の光熱水費や横越健康センター内のひまわりクラブの電気料実費分などです。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆飯塚孝子 委員  高齢者の生きがいづくりの推進は、敬老事業の再開とおっしゃったと思いますが、この360万2,000円の積算根拠を伺います。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  委託料が360万円、需用費が2,000円となっています。 ◆飯塚孝子 委員  令和3年度は休止していたのですよね。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  そのとおりです。令和3年度は休止しており、令和2年度の実績に基づいて委託料を計上しています。 ◆飯塚孝子 委員  令和2年度もコロナの影響があったと思いますが、令和元年度と比べてどんなあんばいでしょうか。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  すみません、令和2年度ではなく令和元年度の実績に基づいて予算化したものです。 ◆飯塚孝子 委員  次に、社会福祉総務費が60万5,000円減になっている理由を伺います。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  江南区福祉センターの管理運営費の減になります。本年度入札による契約更新により、施設管理費の委託料が減となっています。 ◆小野照子 委員  特色ある区づくり事業の地域で見守り応援事業について、非常にすばらしい事業だと思っています。特に徘回される方への策として、見守りシール交付事業を継続していますが、どのぐらいシールが利用されているか、あるいはその成果などありましたら教えてください。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  交付者数は、今年の2月末で12名となっています。 ◆小野照子 委員  それは、課長としてどのように捉えていますか。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  この事業を始める当初、ケアマネジャー等からお話を伺ったところ、大体70名ぐらいの人が該当になると聞いていました。ところが今12名ですので、周知不足なのか事業的に問題があるのかと、いろいろ考えながら事業を進めています。1つの課題は、シールを貼ることで認知症であるということが周囲から分かってしまうということで、本人や家族が嫌がるケースがあると聞いています。今後の取組として、シールを貼ることは恥ずかしくない、誰にでも起こり得ることだという普及活動などをしていきたいと考えています。 ◆小野照子 委員  シールは目立つような大きさなのでしょうか。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  5センチの2.5センチです。 ◆小野照子 委員  ありがとうございます。表ではなく内ポケットなど、中のほうに貼るという工夫はできると感じていますので、ぜひその課題を解決していただきたいと思います。例えば利用している12名がシールを貼っていて、実際に徘回して保護された件数はありますか。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  今のところそういったことはありません。 ◆小野照子 委員  ある意味いいことだと感じましたが、逆に江南区で徘回して見つかっていない方はいらっしゃいますか。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  今のところそのような話は聞いたことがありません。 ◆小野照子 委員  大変いいことだと思います。御家族がシールも貼らずにどこかへ行ってしまって、しばらく見つからないというケースは可能性としてあるかと思いますが、そのような事案が出てきたらどのように対応するのでしょうか。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  江南区だけではありませんが、警察から徘回シルバーSOSという、いろいろな関係機関に今こういう方が行方不明になっていますという情報が流れています。その情報の中で発見に向けて健康福祉課だけではなく、外回りがある建設課等にも情報を流しながら、対応しているところです。 ◆小野照子 委員  では、建設課と連携を取りながら、御家族の相談にも丁寧に寄り添って対応するという理解でよろしいですか。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  直接家族の方がシルバーSOSを申し込むときは警察署に行き、私どものほうに来ることはないので、直接相談はありません。 ◆小野照子 委員  警察で解決できればいいですが、それがなかなか難しい場合、例えば家族の方がどこに相談していいか分からない、あるいはこちらの健康福祉課にたどり着いたときには丁寧に対応していただくということでよろしいでしょうか。 ◎古泉淳也 江南区健康福祉課長  相談に乗りますし、その点は警察にもお話しすることになろうかと思います。 ○松下和子 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で江南区健康福祉課の審査を終わります。  次に、秋葉区区民生活課の審査を行います。秋葉区区民生活課長から説明をお願いします。 ◎高橋穣 秋葉区区民生活課長  議案第1号令和4年度新潟市一般会計予算関係部分のうち、秋葉区区民生活課所管分について、資料1ページ、歳出の合計は1,552万6,000円、前年度と比較して30万4,000円、率にして1.9%の減で、主な理由は実績に応じた委託料などの精査によるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、区役所の管理運営は、郵便料、コピー代やレジの保守点検委託料などの事務費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費、環境負荷の抑制、水質汚濁対策の推進は、秋葉丘陵から湧出する原油が公共水域に流れ出さないよう処理を行うための資材の購入や油水分離槽の維持管理業務委託などの経費です。次の環境対策諸経費は、廃棄物対策などに係る消耗品、公用車の維持管理などの経費です。  次に、第2項清掃費、第4目清掃施設費は、当課が所管している新津駅周辺などの5か所の公衆トイレに係る維持管理費です。  続いて、2ページ、歳入の合計は1万8,000円です。第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、ごみ集積場用地内の電柱に係る土地貸付収入です。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で秋葉区区民生活課の審査を終わります。  次に、秋葉区健康福祉課の審査を行います。秋葉区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  令和4年度新潟市一般会計予算の秋葉区健康福祉課所管分について、資料3ページ、歳出合計は6,170万7,000円で、前年度に比較して1,377万1,000円の減となっています。主な要因としては、地域子育て支援センター新津育ちの森及び新津健康センター運営費に関する減と、生きがい対応型通所事業の終了によるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、1つ目のアキハで認知症サポートネットは、3年目の事業です。認知症に関する知識の普及啓発を行うとともに、区内の関係機関との連携を進め、認知症高齢者等やその家族に優しい秋葉区を目指します。区民向けの講演会をインターネットの同時配信で実施するほか、認知症サポーターのステップアップ講座等を行います。また、ネットワークづくりとして、包括支援センターや警察、民生委員等と情報交換の場を設けて、課題の共有や今後の対策等についての検討を進めていきます。  2つ目の「つながる」「広げる」障がい者支援は、今年度までの事業をリニューアルして初年度となります。つながる、広げるということで、障がい者への理解を深め、地域で支え合いについて考える機会として区民向けの障がい者理解講座を開催し、支援者、理解者の輪を広げます。また、これまで配付し活用を促してきた保護者と支援者との情報共有ツールであるつながる支援ファイルは引き続き作成、配付し、有効に活用されるよう対策を講じるほか、NPプログラム講座等を実施し、保護者支援を行います。  3つ目のアキハで生涯げんき!〜地域ぐるみでフレイル予防〜は、これまでのフレイル予防をリニューアルして、初年度として実施するものです。新型コロナウイルスの感染予防対策により体を動かす機会が減り、身体機能の低下が指摘されていますが、高齢者だけでなく、子供の運動機能の低下も懸念されています。これまで高齢者を対象に地域で実施してきたフレイル予防に加えて、子供向けに放課後児童クラブ等に出向いて、ラジオ体操や運動普及のための働きかけを行い、運動習慣の定着を図るものです。また、地域の各団体等へ運動継続のための支援を保健師などが行うほか、地域で活動するロコモ予防運動を普及するサポーターの研修を実施します。  4つ目の持続可能なげんきな体!〜12歳からのSDGs〜は、新規事業で子供自身が自分の健康に関心を持って、よりよい生活習慣を身につけて、元気な体づくりにつなげることが目的です。秋葉区は、40歳以上を対象とした特定健診の結果、血糖の有所見者率の割合が8区の中で最も高く、生活習慣の見直し、改善が必要な方も多くいます。生活習慣は、祖父母や親の影響を受ける部分も多くありますが、子供の頃から健康的な生活習慣を身につけることが重要であることから、まずは自分の健康に関心を持つ機会として、小学校6年生の12歳児を対象に生活習慣病予防健診を実施します。その後に、健康づくりの講座や講演会を開催し、生活習慣について親子で一緒に考えたり、話し合ったりする場を設定します。そして、この事業を通して子供の健康を考えることから、保護者や祖父母の意識の変化、生活習慣の改善にもつながることを期待しています。  5つ目のげんきに育つ親も子も〜妊娠期から支え、見守る〜は、妊娠期からの母子を支援する体制づくり、親も子も元気に育つよう子育てをサポートするもので、1年目の事業です。妊娠期からつながりを持って支援することとして、妊娠中、出産前後のリフレッシュ事業を実施するほか、今年度から取り組んでいる子育てサポーターによる訪問を引き続き実施し、子育て情報などを届けます。また、地域のコミュニティセンターなどを会場とした子育てサロン小さな森の広場の実施など、地域とのつながりの中で子育てができるようサポートします。  次に、政策推進経費、障がい者チャレンジ支援事業は、福祉施設に通所している障がい者に、区役所など公共施設のほか、ドラッグストアなど民間事業所での職場実習の機会を提供することで障がい者の就労意欲を高め、また受入れ事業所には障がい者雇用への理解を深めていただくことを目的としています。  次に、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費地域保健福祉活動の推進、地区保護司会補助金は、秋葉区、江南区をエリアとする新潟中蒲地区保護司会の活動に対する支援です。  次に、社会福祉諸経費は、課内の事務事業や公用車に係る経費などです。  次に、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、児童福祉諸経費は、児童福祉業務に関わる経費などです。  次に、第2目児童福祉施設費、多様な保育サービスの提供は、地域子育て支援センター新津育ちの森の管理運営費です。  次に、4ページ、第5項老人福祉費、第3目老人福祉施設費、高齢者の生きがいづくりの推進は、小須戸老人福祉センターの管理運営経費です。集中改革プランの取組であった生きがい対応型通所事業は、今年度末で事業を終了し、令和4年度は予算の計上はありません。310万2,000円の減となります。事業参加者は個別に調整して、介護保険事業のデイサービスや地域の茶の間等を利用していく予定です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、保健・医療・福祉の連携、地域保健福祉センターの管理運営は、新津健康センターの管理運営経費です。今まで直営であった新津健康センターは、子育て支援センター新津育ちの森の移転に伴い、一体管理として指定管理者制度を導入し、市民サービスの向上と運営の効率化を図ります。3ページの新津育ちの森の管理運営経費と合わせて1,100万円ほどの減となります。  続いて、5ページ、歳入全体としては1,261万1,000円で、前年度と比較して9万2,000円の増となっています。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料は、新津育ちの森、小須戸老人福祉センターの使用料です。  次に、第3目衛生使用料は、新津健康センターの使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、小須戸老人福祉センターと新津健康センターの敷地内の電柱及び新津健康センターの自動販売機に関わる使用料です。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金は、地域子育て支援センターの管理運営費に係る国からの子育て支援交付金及び子育て支援センターの感染症対策費です。  次に、第10目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、地域子育て支援センターの感染症対策に係る国からの交付金です。  次に、第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金は、地域子育て支援センターの管理運営費に係る県からの子育て支援交付金及び地域子育て支援センターの感染症対策費です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、市の土地に設置されている電柱や、福祉施設かんばらの里の用地及びけやき福祉園の職員駐車場などの土地貸付料です。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、新津健康センターに設置してある自動販売機の電気料実費などです。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆倉茂政樹 委員  まず、新たに指定管理が入るという新津健康センターと子育て支援センター新津育ちの森について、事業の引継ぎはこれからの課題かと思いますが、職員数は何人体制になるのか伺います。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  新津育ちの森は、11人体制から7人体制となります。 ◆倉茂政樹 委員  11人のときの職員の正規雇用、非正規雇用の別は分かりますか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  11人については、正規雇用です。 ◆倉茂政樹 委員  今度7名になるということですが、常勤、非常勤の別はどうでしょうか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  7名のうち1人が施設長で常勤です。ほかに常勤3人と非常勤3人と伺っています。 ◆倉茂政樹 委員  それでは、健康センターのほうも同じようにお聞きしますが、こちらは直営からということで、今までは何人体制だったでしょうか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  今まではシルバー人材センターの5人の方がシフトを組んで行っていました。 ◆倉茂政樹 委員  ほかにも警備や清掃の委託があったと思いますが、よろしいですか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  そのほかの業務は、委託業務となっています。 ◆倉茂政樹 委員  今度は、それが全部まとまるという理解でいいですか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  指定管理の中で実施してもらうことになります。 ◆倉茂政樹 委員  その新たな体制では、健康センターの指定管理先の職員は何人配置になるのでしょうか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  5人体制です。 ◆倉茂政樹 委員  それも正規、非正規、あるいは常勤、非常勤の別が分かったら教えてください。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  施設長を含めて常勤2人と非常勤3人です。 ◆倉茂政樹 委員  最後に、歳入の育ちの森使用料の延べ人員900人という見込みは、今年度と比べてどうか教えてください。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  歳入の育ちの森の900人は、一時預かりで歳入がある人数となります。
    ◆倉茂政樹 委員  今年度と比べて見込みはどうでしょうか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  来年度の一時預かりの見込みは、1日に1人から3人と想定して、延べ人数900人としています。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響等もありましたが、4月から1月までの利用件数は88人です。 ◆倉茂政樹 委員  コロナ禍以前とは比べられますか。分かったら教えてください。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  休憩をお願いします。 ○松下和子 委員長  委員会を休憩します。(午後0:10)                    (休  憩) ○松下和子 委員長  委員会を再開します。(午後0:11) ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  比較となると、今ほどの900人は1人が2時間使っていれば2として換算しており、実人数はまた別になるのですが、1人2時間で計算していますので単純に考えれば450人となります。コロナ禍以前は一時預かりが200人前後でした。 ◆倉茂政樹 委員  450人が1人2時間で900人ですね。コロナ前の200人というのも、同じカウントの方法ではありませんか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  200人は、実数です。 ◆倉茂政樹 委員  そうすると、200人と450人を比べれば何となく分かるということですか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  保育室も広くしましたし、新しい施設での利用ということで、多く見積もっています。 ◆小泉仲之 委員  歳入の民生使用料について、令和3年度は18万8,000円でしたが、令和4年度の老人福祉センター使用料も18万8,000円、それから新津育ちの森使用料が54万円で、前年度から54万円増えて72万8,000円になるということです。確認ですが、育ちの森の54万円が新規で、老人福祉センター使用料の18万8,000円が前年度と同額で、数字的には2つ合わさると見ることができるのですが、これはたまたまでしょうか。違うとしたら、新津育ちの森使用料と、老人福祉センター使用料、これは小須戸老人福祉センターの使用料だと思いますが、それぞれ前年度どれぐらいで、具体的にどう増減したのか教えてください。数字的によく分からないので、確認の意味でお願いします。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  民生使用料は、昨年まで老人福祉センターの使用料しか入っていませんでした。今までは利用料収入でしたが、来年度、指定管理にすることで、初めて使用料として54万円計上しています。 ◆小泉仲之 委員  最初からそのように説明してもらえば分かりやすいので、改めてよろしくお願いします。  次に、衛生使用料は新年度66万9,000円減額になっています。新年度から指定管理者制度を導入して、積極的に利用を増やすという説明があったので新年度増額すると思いましたが、減額した理由を教えてください。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  指定管理にするということで、実績に応じてこのたびもう一度見直しました。令和元年度、令和2年度の実績から年間分を算出し、そこに指定管理者への移行による増加分を加えたものですが、数的には67万円ほど減額となったという状況です。 ◆小泉仲之 委員  指定管理者を選定するときの説明と少し違うような気がします。ただ、今のコロナ禍という状況を考えると、減額された理由も理解できないわけではありません。では令和2年度、令和3年度の実績はどうだったのか。今回どこをベースにして、どういう数字で組み立てたのか教えてください。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  健康センターの令和2年度の実績は178万9,500円です。今年度は1月までで99万5,350円となっています。 ◆小泉仲之 委員  どこをベースにして考えて、この205万9,000円に落ち着いたのか、積算根拠を具体的に教えてください。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  令和2年度は健康センターの休館もありましたが、休館がなかったと考えて1年間分として、そこに指定管理による増加分ということで1割を増したものです。 ◆小泉仲之 委員  1割増した分が指定管理者の努力分だと評価していいでしょうか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  今のコロナ禍の中での見通しとしては、1割としました。 ◆小泉仲之 委員  指定管理をするときにそのような状況は見えていたのですから、そのときの説明と今の実態が乖離しているのはいかがなものかと思います。  昨年6月に本委員会で新津健康センターの条例改正の議案審査がありました。条例改正の中では、新津と南区はセンターの利用目的については除外され、さらに今回、新津だけに限って営利行為を認めるという条例改正をしました。営利行為を認めるのは、文化施設等でも行っているのでいいかもしれません。ただ、そこで例えば高額の健康機器や健康薬品、健康サプリなど販売といった、違法とは言えないけれど、いかがわしく社会通念上問題のある行為での使用があったときに、利用制限ができるのかについては、今のこの条例ではなかなか対応できないということで、厳しい指摘をした覚えがあります。そのとき区長から、指定管理者が定める要綱として対応できるという答弁がありました。では現実的にどのような要綱になったのか、提出して説明してください。資料要求です。                (「審査対象なの」との声あり) ◆小泉仲之 委員  当然審査対象です。市全体の事業ですから当然です。 ○松下和子 委員長  小泉委員に確認しますが、いつまでにその資料は必要でしょうか。 ◆小泉仲之 委員  直ちにです。直ちに出さなければ審査できません。 ○松下和子 委員長  課長に確認しますが、その資料は準備できますか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  2月25日に作成した秋葉区新津健康センター利用の手引きというものがあります。そちらに営利目的の使用についての部分を入れ込んでいますので、提出します。 ◆小泉仲之 委員  利用の手引というのは、どういう根拠で、どういうものとしてつくったのですか。市がつくったのか、指定管理者がつくったのか。市と指定管理者との関係性について、利用の手引がどういう内容なのか、お聞きしてからです。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  この利用の手引は、市としてつくっています。 ◆小泉仲之 委員  市としてつくった条例上の根拠、地方自治法及び法令上の根拠はどこから持ってきていますか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  すみません、休憩をお願いします。 ○松下和子 委員長  委員会を休憩します。(午後0:21)                    (休  憩) ○松下和子 委員長  委員会を再開します。(午後0:23) ◆小泉仲之 委員  委員長、改めて、利用の手引について、資料要求を行い、利用手引を見て質疑をしたいと思います。よろしくお願いします。 ○松下和子 委員長  その資料は課長、すぐに準備できますか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  はい、あります。 ○松下和子 委員長  ただいま小泉委員から資料要求がありましたが、委員会としてこれを行うことに御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○松下和子 委員長  そのように決定します。  それでは、資料の準備をお願いします。  資料の準備もありますので、ここで委員会を休憩します。(午後0:24)                    (休  憩) ○松下和子 委員長  委員会を再開します。(午後1:29)  ここで先ほど中断となっていました秋葉区健康福祉課の審査を再開します。  資料を配付します。  (別紙資料「秋葉区新津健康センター利用の手引き」配付) ○松下和子 委員長  それでは、明間課長から資料の説明をお願いします。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  ただいま秋葉区新津健康センター利用の手引きを配付しました。令和4年度、4月1日からの施設利用についての手引として作成したものです。  3ページに営利目的の利用について記載しています。利用の一部制限ということで、物品の販売については原則禁止としています。また、営利目的で利用する場合には、最後のページにある新津健康センター施設利用に関する確認事項を利用される方から記載、提出いただくという体制を整えました。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆小泉仲之 委員  この部分だけを見ると、正直これでいいかと思う部分もあります。具体的にきちっと説明していただければよかったのかもしれません。ただ、私たちが心配するのは、公の施設というのは、まず利用制限、それから行為の制限、それから許可の取消し、この3つの中で、健全な公施設を利用するための対策を基本的には条例の中で定めなければいけません。なぜ条例の中で定める必要があるかというと、自治法第244条で、正当な理由がない限り住民が公の施設を利用することを拒んではならないという基本的なルールがあるのです。そのルールに逆らうときに、条例上の根拠を示さなければいけないのではないかと考えられています。そうすると、この条例上の根拠がない部分について示すと、後で争いになったときに市が不利になります。私が何で言っているかというと、こういう争いになって、市の職員や市の組織、ひいては市長、さらには指定管理者が訴えられたときに、きちっと守ることができるのかどうか。批判するわけではなく、しっかりと市の組織、職員を守っていかなければいけない。そのことが住民を守ることにつながるわけですから、条例上の根拠がどこになるかがきちっと示されなければ駄目だと思いますので、そこだけ確認させてください。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  条例の第6条に、市長はこの条例の規定による許可にセンターの管理のために必要な範囲において条件をつけることができると記載していますので、利用の制限ということでこのたび手引の中に入れたところです。 ◆小泉仲之 委員  一般的には、営利行為を認める中でこれは駄目だ、あれは駄目だということができるのか、それが許可の条件になるのかについてはどう考えますか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  営利目的の利用については、高齢者が高額な商品の販売で被害に遭うなどということは避けたいと思っています。物品の販売については、事前の届出によって催物に関するプログラムやパンフレット等の書籍等については許可をする予定ですが、そのほかの物品の販売については原則禁止として、高齢者を守るという部分について対応していきたいと思っています。 ◆小泉仲之 委員  それなら、今後の危機管理上、条例の第4条第3項にただし書として新津センター会議室はこの限りでないと設けているところをもう少し工夫して、条例上の明確な根拠を指し示す必要があるのではないかと思います。第6条だけでは極めて弱いと思いますが、そこはどう考えますか。一番困るのは現場の職員ではないですか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  新潟市地域保健福祉センター条例の中では、新津健康センターについて第4条でも触れていますが、そこまで細かい部分を入れることができず、このたび手引に記載しました。 ◆小泉仲之 委員  これはおかしいですよ。第4条第1項で、既に黒埼センターと新津センターと白根センターは除外するとして、さらに第4条第3項で新津センターを営利目的で外しているわけですから、その趣旨に沿ってやれば十二分にできるのだろうと思うのです。それをやらないことによって、将来予見されるトラブルを防ぐことができるのかが疑問なのです。内規によってできるのであればそれでいいと思いますが、それではなかなか将来予見される部分を防ぎ切れないのではないか。だから、多くの他市の条例もそのような構成になっているのではないか。そこを外してどうするのですか。内規だけで、そこのところが非常に曖昧だと言っているので、考え直す必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  条例では、利用の制限ということで、この限りではないという記載方法ですが、そこまで細かいところは設定していません。 ◆小泉仲之 委員  細かいのではなくて、核心的な部分ではありませんか。核心的な部分を外してどうするのですか。これ以上言っても議論になりませんからここでやめておきます。本当に厳しいことを聞いて申し訳ないのですが、最後にもう一度確認します。区の考えでは、要綱等と言ったものは、区が示す要綱ではなく、指定管理者が示す要綱等で規制をすると言っていましたが、改めて指定管理者から要綱をつくってもらうのか、区でつくったからこれで代用するのか、聞いても意見の擦れ違いになると思うので、そこだけ確認して終わります。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  新津健康センターについて、手引は市の裁量でつくったものです。市として、区として、この手引に沿って健康センターの利用を進めていくと考えています。 ◆小泉仲之 委員  私が確認したのは、指定管理者として改めて要綱等を定めてもらうのか、そこだけ確認します。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  指定管理者としては要綱をつくってもらいません。 ◆小泉仲之 委員  いろいろな危機管理が必要だと思います。その危機管理をしっかりやることが行政の管理部門の責務だと思っていますので、今後とも責務をしっかりと果たしていただきたい。 ◆小野照子 委員  新規事業の持続可能なげんきな体!〜12歳からのSDGs〜について伺います。本当にすばらしい事業だと感じています。子供のロコモ予防対策というところからしても、本当に揺り籠から墓場までという考えの下で、区民の健康福祉を考えていると思って期待しています。その中で2点確認させてください。小学校6年生が対象ということですが、これは区内の全小学校に展開していくということでしょうか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  そのとおりです。秋葉区内の6年生に案内をしていきます。 ◆小野照子 委員  6年生を対象にした根拠を教えていただけますか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  教育委員会で、小児の生活習慣病予防健診を小学校4年生と中学校1年生で実施しています。中学校になる前の6年生の段階、大人でもなく子供でもなくというところで、中学生になって生活パターンが変わる前に自分の健康を考える機会としていただきたいということで6年生にしました。 〇小野照子 委員 せっかくなので、データを取って分析できるようにすると、とても効果が高いと思います。特に食育というのも、子供たちは10歳ぐらいまで体づくりがあり、4年生ぐらいからどんどん親の手から離れて行動範囲も広がっていくことも考えて、4年生、5年生、6年生の3か年見ればいいかと思いました。教育委員会で4年生と中学1年生で行っているということなので、ぜひ教育委員会と連携して、何かしらデータを残して、分析ができるような形で、さらに発展させていただければと思いますが、この点にについてどのようにお考えですか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  こちらでも教育委員会のデータをもらっていますので、そこにまた6年生のデータを加えて、経年的に見ていくことができればと考えます。 ◆小野照子 委員  ぜひ期待しています。 ◆飯塚孝子 委員  老人福祉施設費が、生きがい対応型通所事業を今年度で廃止するということで減額になっていますが、現在の通所事業の利用者実績を伺います。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  今実際に通ってきている方は11名です。 ◆飯塚孝子 委員  以前からどんどん減ってきて、今年度11名になったということでしょうか。 ◎明間幸子 秋葉区健康福祉課長  通所は、令和元年度が14人、令和2年度が11人、令和3年度が11人で、大きな差はありません。 ○松下和子 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で秋葉区健康福祉課の審査を終わります。  次に、南区区民生活課の審査を行います。南区区民生活課長から説明をお願いします。 ◎藤野政夫 南区区民生活課長  議案第1号令和4年度新潟市一般会計予算関係部分のうち、南区区民生活課所管分について、資料1ページ、歳出合計は138万2,000円で、前年度と比較して40万円、率にして40.7%の増となります。これは、特色ある区づくり事業として、新たに取組を始める保育園における環境啓発事業に係る費用を追加したことによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上は、今ほど説明した保育園で行う環境啓発事業で、令和4年度から新たに行うものです。社会で広くSDGsの取組が進められている中、未来を担う子供たちから環境保全に興味を持ってもらうきっかけとすることを目的としています。具体的には、本市が普及を進めている段ボールコンポストを活用し、実際に園児から野菜の皮を使った堆肥づくりや野菜の種植え、収穫、収穫した野菜を給食で食材として実際に食べるという、一連の作業を体験してもらうものです。令和4年度は、南区内の市立保育園3園で実施する予定です。  次に、区役所の管理運営は、窓口業務などに係る消耗品や機器の保守費用など、課の管理運営に要する費用です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費、環境対策諸経費は、当課で管理する公用車1台に関する維持管理費や、段ボールコンポストの普及啓発などに要する経費です。  続いて、2ページ、歳入合計は3,000円で、市が所有するごみステーション用地における電柱1本及び電柱支線1本に係る土地貸付料です。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で南区区民生活課の審査を終わります。  次に、南区健康福祉課の審査を行います。南区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎佐藤正和 南区健康福祉課長  令和4年度新潟市一般会計予算関係部分のうち、南区健康福祉課所管分について、3ページ、歳出合計は1億4,444万3,000円で、前年度と比較して50万3,000円の減となっています。この主な要因は、敬老事業の再開により、老人福祉費が増となっている一方、児童館の指定管理料及び生きがい対応型通所事業費が減となっていることによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業健康づくり推進事業は、特定健診の受診率向上と継続受診の定着を図るため、保健師による受診勧奨を継続するほか、講演会や食育運動に関する講座を実施します。加えて、新たに糖尿病予防相談会を実施し、個別の状況に合わせた効果的な指導を行う予定です。さらに、在宅医療ネットワークなどと協働し、講演会を実施します。  次のみんなで子育てネットワークは、子育て中の保護者の孤立感の解消や不安の軽減を図り、安心して子育てできるよう、地域住民から成る子育て支援リーダーとともに、子育てひろばや家族交流会を開催します。また、子育て支援プログラムについて、新たに対象者を第2子以上の母親とする親子の絆づくりプログラム、兄弟が生まれた愛称BP2プログラムを実施します。  次に、区政振興費は、地域ぐるみで健康づくりを進める南区連合保健会に対して補助を行う市民活動支援事業です。  次に、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費地域保健福祉活動の推進は、白根高齢者能力活用センターの管理運営に係る経費であり、次の社会福祉諸経費は、当課の事務及び戦没者追悼式に係る諸経費です。  次に、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費は、児童福祉事務に係る諸経費です。  次に、第2目児童福祉施設費は、児童館、児童センター4館の管理運営経費です。前年度比較が減となっている理由ですが、味方児童館の令和4年度からの指定管理者選定に伴い、人員配置を見直したことによる指定管理料の減及び工事請負費の減によるものです。  次に、4ページ、第5項老人福祉費、第2目老人福祉費は、生きがい推進事業として令和3年度は休止した敬老会の経費を計上しています。なお、本年度、前年度でともに予算は計上していないため、資料に表記していませんが、在宅生活支援事業として令和2年度まで予算計上し、令和3年度は事業を休止していた南区福祉バス運行事業を、無料のバスの運行による公共交通への影響などを考慮し、これまで利用いただいていた老人クラブの皆様にも説明の上、今年度をもって終了することとしました。
     次に、第3目老人福祉施設費、前年度比較が減となっている理由は、括弧書きで記載の介護予防の推進、生きがい対応型通所事業について、地域の茶の間への移行を進める観点から、毎年度見直しを行ってきましたが、今年度末で事業を終了することによるものです。事業に定期的に参加いただいている皆様は、それぞれ個別に調整した結果、地域の茶の間やサークル活動あるいは介護保険事業のデイサービスを利用するなど、本事業終了後も介護予防の活動を継続する予定です。  次に、高齢者の生きがいづくりの推進は、老人福祉センター3施設の管理運営費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費は、健康センター3施設の管理運営費です。  続いて、5ページ、歳入の南区健康福祉課合計は1,059万9,000円であり、前年度と比較して10万3,000円の増となっています。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料は、老人福祉センターなどの施設使用料です。  次に、第3目衛生使用料は、白根健康福祉センターの施設使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、当課所管の施設に設置している自動販売機などに係る行政財産使用料です。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金及び第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金、子ども・子育て支援交付金は、児童館、児童センターの子育て支援の取組に対する国、県からの補助金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、当課所管の普通財産敷地内の電柱などに係る収入です。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、老人福祉センター白寿荘の一部をシルバー人材センターに貸し付けていることに伴う光熱水費の実費分などです。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆倉茂政樹 委員  児童館の管理運営について、味方児童館の指定管理が替わるということですが、旧指定管理者の人員体制と新しい人員体制をお聞きします。 ◎佐藤正和 南区健康福祉課長  今年度までは常勤3名、非常勤2名の体制でしたが、令和4年度は常勤2名、非常勤2名の体制となります。 ◆倉茂政樹 委員  常勤が1名減ることになりますが、業務に関しての影響はどうなっていますか。 ◎佐藤正和 南区健康福祉課長  実際の配置については、味方児童館の利用の多い味方小学校の時間割を考慮して職員のシフトを組み立てていくことになります。職員数は減りますが、児童館まつりなどの大きなイベントの際は、地域の方々や中高生のボランティアの協力などをいただいており、これまで同様にイベントは実施可能と考えていますし、南区には4館の児童館、児童センターがあり、同じ指定管理者ですので、応援体制をしっかり取りながら運営をしていけると考えています。 ◆倉茂政樹 委員  次に、老人福祉費の南区福祉バス運行事業について、来年度は実施しないという話でした。2020年度、一つの団体が2日の利用と極めて少なかったから、予算計上しなかったと昨年おっしゃっていましたが、コロナ禍前の利用はどうでしたか。 ◎佐藤正和 南区健康福祉課長  平成30年度、令和元年度の実績は、利用団体はどちらも9団体で、平成30年度は延べ1,397人、令和元年度は延べ1,529人の利用となっています。 ◆倉茂政樹 委員  年配の方が親睦を深めながら外出機会を保障する貴重なものだったと思います。新型コロナウイルス感染症の影響で、感染を恐れて外へ出なくなったという背景はあると思いますが、一度やめてしまったら、1,300から1,500人の利用があったものを復活するのは難しくなると思います。その辺の議論はどのようだったでしょうか。 ◎佐藤正和 南区健康福祉課長  廃止決定に至った理由としては、平成9年式ということで車両の老朽化、また利用がなくても維持管理費として車検代が年間約20万円かかること、利用がなかったことで委託事業者の確保が困難と様々ありました。一番大きな理由としては南区が抱える重要課題の一つである公共交通の維持があり、無料のバスを走らせていることで公共交通の取組の妨げになるのではないかという意見もあったことは事実です。その辺を検討して、自治協の公共交通の部会、福祉の部会とも相談しながら、廃止を決定しました。先ほど言った定期利用していた9団体の方々には、個別に調整、説明をして、趣旨を分かっていただき、了解いただきました。 ◆倉茂政樹 委員  確認ですが、平成30年度とか令和元年度は福祉バスの予算は幾らぐらい見ていたのですか。 ◎佐藤正和 南区健康福祉課長  各年度の決算額で、平成30年度は98万円ほど、令和元年度は97万円ほどです。 ◆飯塚孝子 委員  生きがい推進事業の敬老会を再開したということですが、再開する予算額はどれくらいで、いつ頃を想定されているでしょうか。 ◎佐藤正和 南区健康福祉課長  額は令和元年度の決算額と同額です。 ◆飯塚孝子 委員  一方で、生きがい対応型通所事業は廃止ということですが、令和3年度の実績数を伺います。 ◎佐藤正和 南区健康福祉課長  現在の定期利用者は16名となっています。 ○松下和子 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で南区健康福祉課の審査を終わります。  次に、西区区民生活課の審査を行います。西区区民生活課長から説明をお願いします。 ◎佐藤薫 西区区民生活課長  議案第1号令和4年度新潟市一般会計予算関係部分のうち、西区区民生活課所管分について、資料1ページ、当課所管は歳出のみで、合計金額は192万3,000円、前年度と比較して1万6,000円の増です。これは、登記情報履歴管理システムを使用するための費用に係るものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、きれいなまちづくりサポート事業は、区内の一斉清掃として、コミュニティ協議会などが主体となって実施する西区一斉クリーンデーへの協力、支援や、西川、新川の環境保全団体や自治会などが実施する環境美化活動への支援を行います。また、区内の小学生を対象に、環境について楽しく学ぶ子どもエコ教室を開催するほか、西川や新川など河川をテーマとした河川美化啓発ポスターコンクールを西蒲区との共催で実施し、子供たちの環境保全への関心と意識を育みます。  次に、区役所の管理運営は、自動釣銭機つきレジスターの保守点検に係る経費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費、野生生物の保護・管理は、野鳥などを保護する際に必要な消耗品の経費です。  次に、環境対策諸経費は、西川を創る会への負担金と、登記情報を確認するための登記情報履歴管理システムの使用料です。  次に、第2項清掃費、第4目清掃施設費、公衆トイレの維持管理は、JR新潟大学前駅前に設置している公衆トイレの維持管理費です。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で西区区民生活課の審査を終わります。  次に、西区健康福祉課の審査を行います。西区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎田中美友紀 西区健康福祉課長  令和4年度新潟市一般会計予算のうち、西区健康福祉課所管分について、資料2ページ、歳出の合計は1億2,414万3,000円で、前年度と比較し1,631万6,000円の減となります。これは、主に特色ある区づくり事業の西区NEWスタイルウオーキングの終了と黒埼健康センターの下水道整備事業の終了によるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業は、4つの事業に取り組みます。1つ目の西区健康ステップアップ事業は、超高齢社会を迎える中、区民が元気で健康的な生活を維持していけるよう、健康寿命延伸や生活習慣病予防のための事業を実施します。地域団体からの依頼を受け、保健師や栄養士、歯科衛生士などの専門職が出張して行う健康教室や、高齢者の自主グループが継続的に体操に取り組む活動の支援を引き続き行っていきます。  2つ目の地域共生の西区づくり事業は、区民の皆様から支え合いの仕組みづくりについて理解を深めていただくために研修会を開催します。この研修会は、平成30年度から開催しており、令和4年度も引き続き開催します。また、地域の茶の間の運営者を対象とした研修会を開催し、先進事例の紹介や補助制度の説明などを行います。さらに、コロナ禍で人とのつながりが薄れることが懸念される中、オンラインを活用したつながりづくりの事業を令和3年度に引き続き行います。また、地域における見守りの仕組みづくりをより一層進めるため、関係機関との勉強会などを開催します。また、高齢者虐待や消費者被害など、日常生活に支障のある高齢者への支援を円滑に行うために、弁護士との相談契約を結び、高齢者の権利擁護に当たる体制の強化を引き続き図っていきます。加えて、農福連携マッチング機関と連携しながら、障がい関連事業所へ通所されている方に農作業の指導を行い、農業の知識の習得や作業の質の向上につなげることで障がいのある方が自立し、就労が行えるよう、引き続き支援を行っていきます。  3つ目のもの忘れあんしん西区推進事業は、認知症の予防や認知症の方、家族の方が住み慣れた地域で安心して暮らせる環境づくりに取り組みます。新たに認知機能についての検査を実施するとともに、医療関係者によるセミナーを開催します。また、小・中学生向けの認知症サポーター養成講座を引き続き開催し、次代を担う子供たちに認知症の正しい知識を伝えます。  4つ目のつながり支えあう子育て応援事業は、生後2か月からおおむね小学校低学年までの子供の年齢に応じた子育て支援プログラムを開催し、育児の不安や孤立感を軽減するとともに、子育ての仲間づくりを支援し、虐待の未然防止を図ります。また、プレママ・プレパパ教室を地域の子育て支援センターなどで開催することで、出産後にスムーズに身近な子育て支援施設を利用していただけるよう支援します。さらに、子育てに関する情報と妊娠周期やお子さんの月齢に合わせたタイムリーなメッセージをLINEで配信しているにしっこはぐくみLINKを引き続き実施します。  次に、区政振興費、西区ふれあい・あきまつりの開催経費です。令和3年度は、新型コロナウイルス感染拡大により中止しましたが、令和4年度は令和3年度の計画内容を生かし、コロナ禍でも安心して楽しめるような屋外イベントを開催します。  次に、第3款民生費、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、児童福祉諸経費は、当課の事務費です。  次に、第2目児童福祉施設費、安心してすごせるこどもの居場所の整備は、坂井輪児童館の管理運営費です。  次に、3ページ、第5項老人福祉費、第3目老人福祉施設費、高齢者の生きがいづくりの推進、老人憩の家の運営は、新川荘など10か所の老人憩の家の管理運営費です。次の老人福祉センターの運営は、老人福祉センター黒埼荘の管理運営費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、保健・医療・福祉の連携、地域保健福祉センターの管理運営は、区内3か所の地域保健福祉センターなどの管理運営費です。  続いて、4ページ、歳入の合計は807万3,000円で、前年度と比較して1,347万7,000円の減となります。その主な理由は、特色ある区づくり事業、西区NEWスタイルウオーキングの終了による国の交付金の減と、黒埼健康センターの下水道整備事業の終了に伴う起債の減によるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料、老人福祉センター使用料は、老人福祉センター黒埼荘の使用料です。  次に、第3目衛生使用料、地域保健福祉センター使用料は、黒埼健康センターの屋外施設の利用に係る使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、老人福祉センター黒埼荘、坂井輪児童館、黒埼健康センターの各施設内に設置された電気や電話施設など、行政財産の使用に係るものです。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金、子ども・子育て支援交付金と、次の第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金、子ども・子育て支援交付金は、坂井輪児童館の管理運営費に充当する国及び県の補助金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入、土地貸付料は、老人デイサービスセンター黒埼の里などに係るもの、建物貸付料は老人福祉センター黒埼荘に設置している自動販売機に係るものです。  続いて、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、坂井輪児童館のイベント参加料及び老人憩の家明和荘、老人福祉センター黒埼荘内の自動販売機設置に伴う電気代実費などです。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆飯塚孝子 委員  特色ある区づくり事業のもの忘れあんしん西区推進事業について伺います。新規事業で、認知機能検査が盛られていますが、具体的にどのような方法で、対象はどの程度広げるのか終えてください。 ◎田中美友紀 西区健康福祉課長  この事業は認知機能検査により認知症の方を早期に発見することよりも、むしろ区民の方の認知症予防についての意識を啓発することを目的にしていますので、検査対象は少ない数になりますが、1,000人を考えています。方法は、医療機関への委託を考えており、期間を区切った中で1,000人の方に検査をして、検査の結果、認知症ということであれば医療につなげますが、正常と判断された方にも今後どのような生活をしたら認知症になりにくいかというセミナーを開催するものです。 ◆飯塚孝子 委員  医療機関に委託ということですが、何か所で行うのか、自己負担があるのか、伺います。 ◎田中美友紀 西区健康福祉課長  この事業を始めるに当たり、西区で認知症に力を注いでいる医療機関には、あらかじめ受診の可否や御意見を伺いました。その中で、実施できるという当てがあるので、このような運びになっていますが、一つの医療機関への実施を考えています。費用は、区民の方は無料です。 ◆飯塚孝子 委員  そうすると、北区のように医療機関十何か所に委託して、特定健診を受診する際に実施するような仕組みとは違って、1か所にその事業だけをお願いして、一定の年齢以上の人が対象になるのでしょうか。 ◎田中美友紀 西区健康福祉課長  委員のおっしゃるように、医療機関1か所へ委託の予定で、対象は今のところ65歳以上の今までに医療機関で認知症の診断を受けたことがない方を考えています。 ◆飯塚孝子 委員  次に、老人福祉費25万円減の理由を伺います。 ◎田中美友紀 西区健康福祉課長  生きがい対策推進事業の民謡教室の講師謝礼に当たるもので、集中改革の見直しで、一定の目的は達成できたことから、クラブの自主活動に移行します。利用者には説明済みで、老人憩の家3か所で4グループ、13名の方が対象となっていました。 ◆飯塚孝子 委員  一方で、高齢者の生きがいづくりの推進が65万6,000円増額になっていますが、理由を教えてください。 ◎田中美友紀 西区健康福祉課長  老人憩の家の運営費のうち、最低賃金の引上げによる管理人の人件費分と、灯油の高騰分を見越して計上しています。西区は老人憩の家の数が多く、今年度灯油の値上げに非常に苦しんだことから計上しているものです。 ◆倉茂政樹 委員  今の最低賃金について、最低賃金が上がったからその分人件費が上がったということでよろしいですか。 ◎田中美友紀 西区健康福祉課長  はい、そのとおりです。 ◆倉茂政樹 委員  ということは、最低賃金で働いている方がいるということでよろしいですね。 ◎田中美友紀 西区健康福祉課長  休憩をお願いします。 ○松下和子 委員長  委員会を休憩します。(午後2:16)                    (休  憩) ○松下和子 委員長  委員会を再開します。(午後2:17) ◎田中美友紀 西区健康福祉課長  予算上は最低賃金で計上していますが、指定管理者の裁量により、最低賃金より上の金額に設定されているということです。 ○松下和子 委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で西区健康福祉課の審査を終わります。  次に、西蒲区区民生活課の審査を行います。西蒲区区民生活課長から説明をお願いします。 ◎石崎和子 西蒲区区民生活課長  議案第1号令和4年度新潟市一般会計予算のうち、西蒲区区民生活課所管分について、資料1ページ、当課は歳出のみで、歳出予算の合計額は146万3,000円、前年度と比較して75万円の減となっています。これは、主に特色ある区づくり事業の見直しによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、未来につなごう、にしかんこども環境啓発事業は、西蒲区の豊かな自然環境を未来に残すため、子供たちを対象に身近な河川を通して環境保全への関心と意識を育むことを目的に、河川美化啓発ポスターコンクールを西区と共催で実施します。次の区役所の管理運営は、自動釣銭機つきレジスターの保守点検委託料です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費、野生生物の保護・管理は、鳥獣の保護などで使用する消耗品費です。次の環境対策諸経費は、公用車の維持管理経費や事務管理経費などです。  次に、第2項清掃費、第1目清掃総務費、地域清掃事業は、西蒲区内5地区で実施する一斉清掃などに要する経費です。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で西蒲区区民生活課の審査を終わります。  次に、西蒲区健康福祉課の審査を行います。西蒲区健康福祉課長から説明をお願いします。 ◎渡邉剛 西蒲区健康福祉課長  議案第1号令和4年度新潟市一般会計予算のうち、当課所管分について、資料2ページ、歳出予算の合計は1億7,914万2,000円で、前年度と比較して380万2,000円の増額、率で2.1%増となります。増額の主なものについては、敬老事業の再開などによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上、特色ある区づくり事業、にしかん健康プロジェクトは、平成28年度から取組を続けている健康寿命の延伸を目指した健康づくり事業です。栄養、体操、お口の健康の大切さを地域に普及する活動で、子供からお年寄りまで幅広く意識の向上を図ります。活動の一つに、3か月間のにしかんウオーキングチャレンジがあります。ウオーキング手帳を配付して、運動習慣の定着を図ることを目的としています。参加者からは、薄味を意識した、歩くことが楽しくなった、歩くと気分がすっきりする、ストレス解消できたなど、行動変容により体調の変化を感じたという声が多くありました。さらなる運動の定着を目指して、年間の歩数が記録できる年間記録手帳も区役所、各出張所等に設置します。令和3年度、ウオーキング手帳の提出者は176人でしたが、手帳の返却目標数300人に達していないため、来年度はより多くの参加を呼びかけます。また、歯科保健では、にしかんみんなのお口ケア冊子を活用し、学校等と連携して、子供たちの虫歯や歯肉炎の予防に取り組みます。  次に、ふれあい、支えあう子育て支援事業は、3年目となります。子育てに不安を感じている親同士が、自分らしい子育てについて学ぶ講座、NPプログラムについては継続実施して、子供たちの健やかな育ちを支援します。核家族化が進む昨今、初めて赤ちゃんを産み、一人で育児に向き合う母親が多く、近年、産後鬱等への対応が求められているために、初めての赤ちゃんを育てる母親が子育てへの疑問や赤ちゃんとの接し方などを楽しく交流しながら学ぶ講座であるベビープログラム、通称BPを開催して、子育てと仲間づくりをサポートします。また、第2子以上の赤ちゃんとその母親を対象としたBP2についても今年度に引き続き実施するとともに、開催場所を巻地域保健福祉センターのほか、公立の3つの子育て支援センター、そして岩室地域児童館とすることで、既存の子育て支援施設の利用にもつなげていきます。さらに、発達に不安のあるお子様を中心に、音楽を用いて幼児、児童の情緒の安定、コミュニケーション能力の向上を目指すミュージックセラピーも実施します。また、いのちの誕生、思春期教室として、地域の産院の医師、助産師や産後の母のコメント等を入れた動画を作成して、生命誕生のすばらしさや、多くの支援者に支えられていること、そしてともに支え合うことの大切さなどを学校と連携して子供たちに伝えます。これらの人と人とのつながりを通じた子育て支援を進めることで、人の輪でつながる子育てしやすい環境づくりに努めます。  次に、地域いきいきながいきサポートは、2年目の事業です。専門職派遣による介護予防では、理学療法士などの専門職を地域の茶の間等に派遣して、専門的知見から転倒防止や嚥下障害などの講話や相談を行い、介護予防を推進します。令和3年度は2月末で延べ90回、地域の茶の間へ派遣を行いました。また、高齢者、障がい者等の権利擁護推進体制の構築事業として、弁護士による地域包括支援センター向けの法律相談会を開催し、高齢者等を支え合える地域づくりを進めます。  次に、第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費地域保健福祉活動の推進は、地区保護司会活動に対する補助金、そして西川社会福祉センター及び巻ふれあい福祉センターの管理運営費です。次の社会福祉諸経費は、需用費などの事務費です。  次に、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、児童福祉諸経費は、児童福祉業務に係る事務費です。  次に、第2目児童福祉施設費、安心してすごせるこどもの居場所の整備、児童館の管理運営は、岩室地域児童館の指定管理に係る経費です。  次に、3ページ、第5項老人福祉費、第2目老人福祉費、自立した生活への支援、在宅生活支援事業は、福祉バスの運行に係る経費です。次の高齢者の生きがいづくりの推進、講座や講演会等の開催は、生きがいルームにおける陶芸教室などに係る経費です。こちらは、集中改革プランの取組として、潟東地域実行計画に基づき、生きがいルーム寿楽を廃止したことにより、これまでに47万9,000円の減がありました。次の生きがい推進事業は、敬老会の開催に係る経費です。  次に、第3目老人福祉施設費、介護予防の推進、生きがい対応型通所事業は、区内の高齢者支援センター2か所で開催している高齢者等が要介護状態に陥ることを予防するための事業に係る経費です。こちらも集中改革プランの取組として、類似事業を地域の茶の間事業に集約するなどにより、これまでに690万円の減がありました。次の高齢者の生きがいづくりの推進、老人憩の家の運営と老人福祉センターの運営は、老人憩の家1か所と老人福祉センター4か所の管理運営費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、保健・医療・福祉の連携、地域保健福祉センターの管理運営は、巻地域保健福祉センター及び西川・潟東健康センターの管理経費です。  続いて、4ページ、歳出の合計は、2,472万8,000円で、前年度と比較し53万7,000円の増となります。増額の主なものは、国と県の支出金で、子ども・子育て支援交付金の増額によるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第2目民生使用料、社会福祉使用料は、潟東ゆう学館の風呂、貸し部屋の使用料及び巻ふれあい福祉センターの貸し館使用料です。  次に、老人福祉使用料は、老人福祉センターの4施設及び中之口高齢者支援センターの施設利用による使用料です。
     次に、第9目行政財産使用料は、巻ふれあい福祉センターの一部を居宅介護事業所として社会福祉協議会が使用していることなどによるものです。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金及び第20款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金は、子ども・子育て支援交付金として、児童館で実施する子育て支援の取組に対して、国、県、本市で基本額の3分の1ずつを負担するものです。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、まき福祉会の駐車場や老人デイサービスセンター岩室などに係る土地貸付料、そしてデイサービスセンター潟東に係る建物貸付料などです。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入、民生費雑入は、巻ふれあい福祉センターに入居しているデイサービスセンターの光熱水費の実費分です。次の衛生費雑入は、潟東健康センター内のデイサービスセンターに係る光熱水費の実費分です。 ○松下和子 委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○松下和子 委員長  以上で、西蒲区健康福祉課の審査を終わり、区役所の審査を終わります。  以上で議案審査を終わりますが、ここで今定例会において当委員会に付託されました議案について委員間討議を行うかどうか御協議いただきたいと思います。  委員の皆様から御意見があればお願いします。                    (な  し) ○松下和子 委員長  それでは、議案についての委員間討議を行わないということでよろしいでしょうか。                   (異 議 な し) ○松下和子 委員長  そのように決定します。  以上で本日の日程を終了し、委員会を閉会します。(午後2:32)...